OMORIをクリアしました
もうクリアしてから1週間ほど経つのですが頭の中を占拠して離れずずっとついて回るので、頭の中の整理のために書きます
「まずOMORIてなんやねん」という人のためのリンク
https://store.steampowered.com/app/1150690/OMORI/?l=japanese
未プレイの人はこの記事を読む前にプレイしてください そうすることをお勧めします
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OMORI自体は、日本語版がSteamでリリースされてすぐくらいの頃に買っていました
最初の1~2時間くらいプレイして、そこからほかのゲームを始めてしまったりいろいろ忙しくなったりで長期間積みゲー状態に
(クリアまでに時間のかかるゲームだと聞いていたせいもある)
正直、序盤をプレイしてみての印象は 単調だな でした
よく分からない回想みたいなものが流れて、敵を倒して進んで…の繰り返し
ツクール製のゲームだしそこは仕方ないじゃんという感じではあったけども、自分の中でいまいちピンときていなかった
プレイしていて楽しくなかったわけではなく、BGMも思ってたよりめちゃくちゃ良いし、戦闘も楽しめていた
でもなんか気持ち的に盛り上がりに欠ける感じ
映画を見て泣くことは結構あったけど、ゲームをプレイして泣くまでいったことは実はあまりありませんでした
あのデトロイトですら泣きはしなかった
思い出してみても、泣くほど入れ込んでプレイしたゲームは子供のころにやったポケダンくらいだった気がする
泣いているところを親に見られると恥ずかしいので、見つからないようわざわざ部屋の隅に行って泣いた
どんな過酷な出来事があっても諦めず、励まし続けてくれた相棒が消えてしまって泣いた
消えてしまったと思った相棒が戻ってきてくれたのが嬉しくて、また泣いた
今はこの話は関係ない
最終的な話、めちゃくちゃ泣いた
クリアした時、顔面は涙と鼻水でグチャグチャだった 2時間くらい泣いていたように思う
今までに感じたことのないよく分からない感情が沸き上がってきて、その日はあまり眠れなかった
これまでに似たような感情を感じたことは度々あったはずなのに、ひときわ新鮮な感情だった
あと、しっかりホラーとして怖いと感じられる作品だったと思います
怖いといってもジャンプスケア的な演出は序盤のみで、後はじっとりとした恐怖が付きまとう感じ 恐怖と表現するのが適切かは怪しいところですが
ホラー耐性が付きすぎていて滅多に怖がることが出来ないので、久しぶりに怖がることができて嬉しかったです
作中でサニーがオーブリーに好意を寄せているという描写があるけど、あれはオーブリーがマリに似ていたからなのかな、と思った
彼らの未来が明るいものであることをただ、祈るばかりです